炭酸温泉に入浴することで、皮膚の近くにある動脈や毛細血管に炭酸ガスがそみ込みます。これによって炭酸ガスがしみ込んだことによって血中に酸素が足りていないと体が勘違いしてしまい、それによって体が酸素をたくさん採り入れようと毛細血管を拡げ、血液の循環をよくします。こういった様子で炭酸泉のチカラで血流促進によりさまざまな効果が得られるのです。
浴用の場合には以下のようなたくさん効果が期待できます。
たくさんの適応症がありますが、中でも高血圧症、動脈硬化症、きりきず、やけどは炭酸泉特有の効能です。
炭酸泉特有の禁忌症は浴用では特にありませんが、一般の温泉と同じように以下のような禁忌症があるため気を付けましょう。
炭酸泉の場合、一般の適温といわれている40度程度よりも、それよりもやや低めとなる35度前後が望ましいようです。もしその温度であれば時間は10‐20分程度がよいでしょう。ですがもし、40度のぐらいの熱めのお湯だったときは入ったり出たりを繰り返して10分程度が望ましいです。
しかしいずれにしても我慢などせずにゆったりと、炭酸泉でじゅわーっと心地よさを味わうのも大事でしょう。