船小屋温泉郷

自然/オヤニラミ

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オヤニラミ

矢部川に生息しているオヤニラミ
地元では「せーくりせーべ」という名で親しまれています。

oyanirami.jpg
出典:http://commons.wikimedia.org/wiki/File:Oyanirami0803.jpg

漢字表記:親睨
学名:Coreoperca kawamebari
分類:スズキ目 ケツギョ科 オヤニラミ属


特徴

  • 約全長13cm
  • 口が大きく尾ヒレは円形
  • 瞳の色は黒、光彩の色は赤
  • 主な体色は保護色になる褐色
  • 体の半分に6、7本の横縞模様があります。
  • ヒレの随所に藍色の眼のような紋様や水色の斑点があります。

生態

  • 日本在来のスズキ亜目魚類中、海と川との回遊をしない唯一の純淡水魚
  • 綺麗な水質と浅く水草が多い環境に生息します。
  • 縄張り意識が強く単体で生活をします。
  • 好奇心旺盛で動くものには目がありません。
  • 雑食で一口サイズのものは何でも口にします。

繁殖

  • 繁殖期は春~夏
  • 卵は雄が保護を行い、約2週間で孵化します。
  • 孵化した稚魚は雄に守られて生活し、やがて一人立ちをします。

保全

  • 開発水質悪化、食害、乱獲等で生息数は減少しています。
  • 環境省レッドリストに登録されています。
    • 1991年版「希少種」
    • 1999年版で「準絶滅危惧(NT)」
    • 2007年版で「絶滅危惧II類(VU)」